植物研究拠点アライアンス

ニュースリリースNews

植物研究拠点アライアンス概要about PSCA

植物研究拠点アライアンス (Plant Science Core Alliance; PSCA) は、文部科学省から認定を受けた共同利用・共同研究拠点の内、植物を用いた研究を実施している5つの拠点、「筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター」、「大阪公立大学附属植物園」、「鳥取大学乾燥地研究センター」、「岡山大学資源植物科学研究所」、「琉球大学熱帯生物圏研究センター」の連携により、国内の植物研究力強化ならびに世界における日本の植物研究をリードしていく目的のもと2018年1月に設立されたものです。

共同研究拠点Research base

5つの共同利用・共同研究拠点が連携し、持続可能な開発目標(SDGs)達成に取り組んでいます

  • 1貧困をなくそう
  • 2飢餓をゼロに
  • 3すべての人に健康と福祉を
  • 4質の高い教育をみんなに
  • 7エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 13気候変動に具体的な対策を
  • 14海の豊かさを守ろう
  • 15陸の豊かさも守ろう

筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センタ−

ゲノム編集技術や形質転換植物等に関する基盤研究、
実用化候補作物の作出に向けた社会実装・社会受容研究

学内の研究・設備
  • 点突然変異検出装置
  • 遺伝子導入装置(パーティクルガン)
  • ガスクロマトグラフィー定量分析(GC/FID)
  • つくばシステム(植物における一過的タンパク質大量発現系)
共同利用・研究
  • 特定網室(含樹木用)、隔離ほ場
  • トマト遺伝資源およびモデル系統マイクロトムの大規模な変異誘発系統、他ハヤトウリ、マスクメロン等の遺伝資源
国際研究・教育
  • 米国、フランス、ベトナム、インドネシアの研究機関とMOU締結、海外10カ国15カ所の大学、研究所との共同研究
  • ベトナムやタイの本拠点協定組織を活用した遺伝子組換え植物の試験研究
お問い合わせ先 つくば機能植物イノベーション研究センター遺伝子研究部門施設管理室
TEL/029-853-6006  MAIL/gene.t-pirc.tsukuba.ac.jp/contact/
【施設HP】https://www.t-pirc.tsukuba.ac.jp/
【NBRPトマトHP】https://tomatoma.nbrp.jp/

大阪公立大学附属植物園

野生植物集団の遺伝子・種・生態系多様性の創出と維持に
関する基盤研究と保全への貢献

学内の研究・設備
  • 次世代シーケンサー(Illumina社 Miseq)
  • フローサイトメーター(Sysmex社 CyFlowPloidyAnalysarV3(DAPI+PI))
  • マイクロチップ電気泳動装置(島津製作所 MultiNA)
  • リアルタイムPCRシステム
共同利用・研究
  • 日本各地の自然植生復元林(11タイプ)
  • 西日本産絶滅危惧植物コレクション、日本産水生植物コレクション
  • タケ・ササ、サクラ・ウメ、ツバキの品種コレクション
  • 温室7室(43~77㎡)、圃場(4500㎡)、種子貯蔵庫
国際研究・教育
  • 国際ネットワークによる熱帯林長期モニタリング(Forest Global Earth Observatory(ForestGEO))
  • タイの熱帯季節林の長期モニタリング
  • オーストラリア国立大学との光合成環境応答についての共同研究
お問い合わせ先 大阪公立大学附属植物園
TEL/072-891-2059 E-MAIL/gr-bg-resATomu.ac.jp
(迷惑メール対策を行っていますので、メールアドレスのATを@に変えて送信してください)

【施設HP】https://www.omu.ac.jp/bg/research/index.html

鳥取大学乾燥地研究センター

砂漠化や干ばつの解決と持続的農業開発への貢献

学内の研究・設備
  • 乾燥地環境再現気象室
  • 植物環境応答解析装置
  • 安定同位体比質量分析装置
  • 塩分動態モニタリング装置
共同利用・研究
  • DX砂地圃場:微気象観測器、マルチスペクトルカメラ、ドローン、自動走行車、レインアウトシェルター等を5G制御
  • 乾燥地の有用植物、コムギ系統
国際研究・教育
  • サブサハラアフリカ、ウズベキスタン、モンゴル、中国等の世界の乾燥地での実践的研究
  • スーダンにおける乾燥・高温耐性コムギの開発と普及
お問い合わせ先 乾燥地研究センター事務室
TEL/0857-23-3411  E-MAIL/j_researchATml.alrc.tottori-u.ac.jp
(迷惑メール対策を行っていますので、メールアドレスのATを@に変えて送信してください)

【乾燥地植物資源バンク室】https://www.alrc.tottori-u.ac.jp/plant/index.html

岡山大学資源植物科学研究所

劣悪な環境下でも食糧生産を可能にする遺伝資源・
植物ストレス科学に関する基盤研究

学内の研究・設備
  • 大麦・野生植物遺伝資源
  • 微量生体物質・植物ホルモン解析装置
  • マルチストレス付加型植物育成システム
  • 細胞ストレス生理解析システム
共同利用・研究

【ストレス有用植物】大麦系統、イネゲノム改変集団

【1.5ha研究圃場】ゲノム編集大麦、土壌ストレス、乾燥ストレス、無施肥

【DX】 多系統大麦の圃場経時データ

国際研究・教育 オンライン植物ストレス科学ネットワーク
ケニア、ウガンダ、 チェコ、スイス、ドイツ、 イギリス、 ロシア、チリ、台湾、マレーシア、カザフスタン、中国、タイ、アメリカなど
お問い合わせ先 資源植物科学研究所庶務担当
TEL/086-424-1661  E-MAIL/see1201ATadm.okayama-u.ac.jp
(迷惑メール対策を行っていますので、メールアドレスのATを@に変えて送信してください)

【遺伝資源データベース】https://www.rib.okayama-u.ac.jp/research/database/

琉球大学熱帯生物圏研究センター

熱帯・亜熱帯の生物多様性保全・修復及び持続的利用を
可能とするための先端基盤研究

学内の研究・設備

国内最南端最西端の医学・理学・農学連携研究施設を沖縄西原、瀬底、西表に展開​

  • 質量分析計(LC-MS・GC-MS)
  • フローサイトメーター(FACSCanto)
共同利用・研究

【西表島】世界遺産認定の自然資源・調査船・ 50名収容宿泊棟・10ha亜熱帯圃場・ドローン

【瀬底島】調査船・38名収容宿泊棟・海水循環式巨大水槽

国際研究・教育 全球のマングローブ分布域を対象とした遺伝的多様性研究ネットワーク・赤道島嶼諸国でのマングローブ長期モニタリング・東南アジア熱帯林の広域植生調査
お問い合わせ先 総合企画戦略部研究推進課共同利用施設係
TEL/098-895-8036  E-MAIL/knkuodorATacs.u-ryukyu.ac.jp
(迷惑メール対策を行っていますので、メールアドレスのATを@に変えて送信してください)

【施設HP】https://tbc.skr.u-ryukyu.ac.jp/
【植物学名DB】ylist.info
各大学の対応状況
筑波大学
大阪公立大学
鳥取大学
岡山大学
琉球大学
各大学の対応状況 筑波大学 大阪公立大学 鳥取大学 岡山大学 琉球大学
1貧困をなくそう
2飢餓をセロに
3すべての人に健康と福祉を
4質の良い教育をみんなに
7エネルギーをみんなにそしてクリーンに
9産業と技術革新の基盤をつくろう
13気候変動に具体的な対策を
14海の豊かさを守ろう
15陸の豊さも守ろう

連携研究モデルResearch model

Page Top